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院長の日記

第33回 日本眼科手術学会

2010年01月24日

 すごい勢いで普及しているレーシック。最近、当院でもレーシック後の患者さんが増えていますが、会場でも、レーシックに関する話題がたくさんあがっていました。

 レーシックの手術機器は、年々進歩していて、最近では遠視、乱視、老眼まで、ある程度、治療できるものも出てきています。
 私も近視でコンタクトやめがねがないと、生活できない身なので、裸眼でバッチリ見えるようになったらどんなにいいか…、良くわかります。ただ、お手軽になってきてはいますが、手術であることに変わりはないので、リスクは必ず伴います。例えば、患者さんの期待が大きすぎて、思ったほど満足感が得られなかったり、ドライアイになったり(1年くらいで改善することが多いですが)、手術で角膜を削ることで、眼科の一般的な目の検査(眼圧、度数測定、眼軸長等)を行っても、正確なデータがでなくなってしまうこと、そして、術後の感染症などです。
 これらのことは、受ける前にしっかり確認しておかないと、思わぬトラブルにつながってしまいます。術前にしっかり説明してくれて、アフターフォローもちゃんとしてくれる病院を選んで、手術に望んでいただきたいなと思います。

【写真】


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土屋眼科の院長 土屋祐介が、つれづれに日記を書いております。
時には眼科医目線で、時には趣味人として不定期に更新していきますのでよろしくお願いいたします。