綱島駅から徒歩2分の土屋眼科医院です

院長の日記

こどもの視力検査勉強会

2012年06月12日

 今日は昼休みを使って、こどもの視力検査についてスタッフ全員で勉強しました。講師は院長です。

 目には調節力という、近くのものにピントを合わせようという力があり、それが衰えることを老眼といいます。お子さんの場合、逆にこの調節力が働きすぎてしまい、検査で正確な視力がでないことがよくあります。

 お子さんの調節力は、私たちが想像しているよりも、はるかに強いことがあり、一般的な方法で度数を測った結果、かなりの近視だと思っていたお子さんでも、丁寧に検査を進めていくと、実は遠視だったりすることもあり、注意が必要というのが今日の主な内容でした。遠視は放置すると斜視、弱視、疲れ目の原因にもなります。

 「眼科は視力検査に始まり視力検査に終わる」というのが院長の口癖ですが、本当にそのとおりです。お子さんの場合、検査、診療をしていく中では、落とし穴がいくつもありますが、ひっかからないように、正確な結果を出せるように今後とも努力していきたいと思います。

 後半は、なぜか?!院長のマジックショーになってしまいましたが…とても楽しく有意義な勉強会でした。

【写真】


写真1

写真2

カレンダー

新着記事

日記について

土屋眼科の院長 土屋祐介が、つれづれに日記を書いております。
時には眼科医目線で、時には趣味人として不定期に更新していきますのでよろしくお願いいたします。