10月12日~15日 東京国際フォーラムで開催された眼科の学会に出席してきました。学会に出席することで、最新の治療、近未来の治療、各種連携、課題など、色々な面でとても刺激を受けます。差し当たり、すぐにでも取り組みが必要と感じたのは、若年層のコンタクトレンズ使用に関してでしょうか。昔と違い、最近はネットや雑貨店のようなところで、簡単にコンタクトレンズが購入できてしまいます。最新の商品は、素材的には昔のものと比べ格段に良いものとなっているにも関わらず、正しい使用方法を知らないまま装用し、重篤な障害が残ってしまうケースも多く見かけます。また、カラーコンタクトレンズの中には、50年くらい前に許可を受けたものがそのまま販売されている商品も少なからずあるようです。ただ、このようなケースの場合、眼科に来院されるのは、眼のトラブルが起きてからになってしまうので、学校保健等とも連携して、安全な使用方法を普及させる必要があると思います。
rg